AHHAAについて
AHHAAは、タルトゥにある体験型の科学館。科学を身近で楽しく体験できる施設で、あらゆる年齢層の人々にインタラクティブな展示と教育プログラムを提供している。プラネタリウム、スシアター、物理学、化学、生物学、天文学などをテーマとした様々な展示がある。(劇場組が蝶々夫人を鑑賞中、私たちはAHHAAに行ってきました!)
展示方法
それぞれの展示の前には、その展示に関する説明文がエストニア語、英語、ロシア語など5ヶ国語で表示されている。その展示の遊び方、科学的になぜそうなるかなどが示されており、遊びながらも科学的な視点から学ぶことができる。(私たちも知らないことばかり...)
この写真は、水の流れについて説明している。この説明書を読むことで、水を回転させると直線になるのか、それとも曲線になるのか、実践しながら勉強することができる。(後ろに映っている展示を実際に回すと、水が綺麗な曲線を描くようになっている)
社会教育施設としての役割
私が印象に残っている出来事は、鏡の迷路の中で道に迷った時、現地の子供が案内してくれたことである。英語が伝わらなかったが、ジェスチャーとアイコンタクトのみで、一緒に楽しめた。このように体験型の施設で、言語を超えたコミュニケーションができ、非日常的な体験・コミュニケーションを提供する役割を持っていると強く感じた。また、体験することで印象に残りやすく、自然と知識が身につき、ノンフォーマル教育の場として最適だ。
他にも、ラボで定期的に科学実験ができるクラスが開催されており、センターのスタッフから本格的な科学を教わることもできる。「子供はもちろん、大人も一緒に楽しみながら学べること」が、AHHAAの意義だと感じた。
AHHAAでは、言葉と写真だけでは伝わらない数多くの体験をすることができる。大人でも子供のように楽しめるので、エストニアに訪れる機会があったら足を運んでもらいたい。
(ちなみに、私たちも楽しみすぎてあまり写真を撮りませんでした)
AHHAA URL: https://ahhaa.ee/