エストニアスタディーツアーを終え、”充実感”と”もっともっと学びたい”という2つの気持ちが強まった。
たくさんのことを学んだ充実感
学部では市民社会・国際協力論を専攻しており、いろいろな地域の暮らし方に興味があった。小学校や高校、大学訪問などで実際の現場を見学し、エストニアの日常を少しでも理解できたと感じる。
渡航前、エストニアはICT教育に力を入れており、日本よりも発達した教育を提供していると思い込んでいた。しかし実際に見学することで、教師不足問題、生徒と大人の価値観の違い、ITと紙媒体の両立など、事前調査だけではわからない課題や実態が見えてきた。私は、物事には必ずしも見習うべき点と課題が両立し続けるということを思い知った。
多くのことを学び、上記のような新しい価値観を得ることができた充実感を抱いている。
生物の授業。パソコンと先生作成のプリントを使いながら実験を行なっている。
エストニアのこと、サステイナビリティのことをもっと学びたい!
10日間という限られた時間の中で、多くの場所に訪問し、街の外景を楽しみ、様々な経験を積んだ。しかし、10日間だけではエストニアの本当の日常は見えてこない。メンバーが言っていた、「私たちはあくまでエストニアの一部を見ているだけだ」。これが今の私の気持ちを表す最適な言葉である。
私がまだ見ていない、見えていない部分にもっと触れ、サステイナビリティとエストニアをテーマに、さらに踏み込んだ体験をしてみたい。
そして、事前講義から日本帰国まで、たくさんの時間を過ごして多くのことを一緒に経験した仲間にも感謝したい :)